2014年9月アーカイブ

東京、大阪など主要六都市の販社にパソコンを設置して営業を始めた。

「おっ、今回の新製品は売れ行きがいいそ」。

味の素では毎日、商品開発や営業の担当者が机の上のパソコン画面を見ながら前日までの販売動向を簡単にチェックできる。

事前の販売計画と実際の売れ行きを比較、一目で達成度がわかる「MASSA」(味の素販促支援システム)が支援するからだ。

予定通りの場合は無印、やや苦戦しているものは「△」、計画の九〇%以下しか売れていないと「×」がつく。

「問題点の早期発見に役立てる」(食品開発部の山中正彦専任部長)のが狙いだ。

九五年の夏、本社で本格稼働し、九六年の夏には全国の支店で使えるようになった。

味の素はさらにMASSAを拡張し、商品の過去の販売履歴をもとにして新製品の売れ行きを予測するシステムも開発中だ。

新商品を発売する際にその将来性を"保証"するデータをセットで売り込むことで、販売先を説得できる。

デジタルビデオカメラで撮影した枝肉などの高精細な動画像を、ISDN(総合デジタル通信網)を通じて各地の端末に伝送。

食肉加工場にいる担当者が顧客の顔をテレビ電話で確認しながら、商品説明を加えたり、要望に従ってビデオで撮影していく。

画像を電子カメラの記憶媒体に保存することで、「営業マンが二〇〇頭分の和牛をカバンに詰め込み、セールスに出る」ことも可能だ。

今後拠点を海外にも拡大する。

量販店や精肉店が全国に点在する特産牛を買い付ける場合、二日、三日といった旅程を組み生産地まで足を運ぶ必要があった。

伊藤ハムはハイテクを駆使してこれまで手の届かなかった遠隔地の顧客を一気に手元に引き寄せる。

日本ハムも静止画像ながら産直受発注システムを導入。

凶作1975年と翌年の豊作1976年における降水量の平年比(%)と低気圧をもたらすジェット気流の動きが比較されています。

陰影域はソ連の主要穀作地帯を表わしています。

凶作年にはジェット気流が北方へ移動し、農業地帯へ雨をもたらす低気圧が接近しませんでした。

このため、1975年には農業地帯の6月降水量は平年の五〇%以下で、かなりの地域が二五%以下になりました。

一方、1976年にはジェット気流の軸は農業地帯の上を西から東へと縦断しており、頻繁に低気圧が通過し降水をもたらしました。

それゆえ、農業地帯の6月降水量は平年の一〇〇~一五〇%以上となり、多雨・低温という豊作型の天候が続いたのです。

以上の説明からわかるように、気圧配置のわずかな異常によって異常気象-高温・低温そして多雨・少雨が発生します。

一見、平年値からのわずかな偏差でも、作物の生育・収量形成にとってはかなりの影響を与えます。

農業技術が発達し、さまざまな農業資材が豊富に使用されている現在でも、広い耕地に生育している作物群を異常気象のインパクトから守ることは不可能です。

ところが、子供の発想でいくと、そうではなくて、大人の発想でいったら、弾が回りに散ってしまうから、第一に弾をまず撃ってしまう。

次に第二にこれを中心にして的を描いていくのだから、かならず真ん中に入ってしまう。

子供の発想でいくと、「初めに射撃ありき、次が的」ということになる。

つまり、まったく同じものでも違うわけです。

考え方が全然違う。

だから大人がもし子供のような発想をとるのだったら、初めに的ありきという考え方を否定してしまわなければならないわけです。

ここが非常に重要です。

われわれが、皆さん方もそうでしょうけれども、いろいろなものを勉強する。

あるいは役所、会社でもいいけれども、何かやろうとするときには、役所の規則勝ある。

こうしてできあがってみると、的に向かって撃ったのか、弾を撃ってから的を描いたのか、どっちかわからないわけです。

ただ、違う点というと、子供の方法でいくと、かならず弾は真ん中へ入っているし、おとなの方法でいくと、かならず弾が散っているわけです。

これはすべて真ん中に入っているから、子供の発想で描いたのだろうということになるわけです。

これは何で発想の転換と結びつくのかということなのですけれども、われわれが射撃をやろうというとき、まず的をつくります。

「初めに的ありき。」です。

その次に、こっちからピストルとか、弓矢で「撃つ」ということになる。

だがら、一番目が的であって、二番目が射撃、という順序になる。

ある人が村に入った。

そうしますと、塀とか、畜舎の壁とか、電信柱とか、あっちこっちに的が描いてある。

やたらとたくさんの的が描いてある。

どれをみても、的の真ん中に一発ずつピストルの弾が当たっているわけです。

これをみた人が、この村にはすごい射撃の名人がいるに違いない。

ぜひ会わせてくれということになった。

そこで村長さんも慌ててしまって、役場の連中がみんなで手分けして村じゅう探したら、一人の鼻たらし小僧、小さな子供が出てきた。

どうもこの子供が撃ったらしい。

「お前がこれを撃ったのか」「そうだよ。僕が撃ったんだよ」。

「これをみると一発も中心から外れていないようだが、どこでこういう射撃の名人芸を習ったのだ」ということを子供に聞いたら、この子供は、「こんな易しいことが大人にわからないのか。それはこうするんだ。それは最初にピストルの弾を撃って、次にそれを中心に的を描いたんだ。だから、みんな真ん中に当たっているだろう」というので大人はがっかりしてしまったという。

他愛のない話です。

私も昔農林省の役人をやっていて、今はやめているのですけれども、現在農林省でも、いったいこれからの日本農業をどうもっていったらいいのかというので、農政審議会でみんな頭をひねって検討している段階で、なかなか難しい。

おそらく北海道の方も、残留農薬検査業者の方は今大変苦労されているのではないかという気がいたします。

そこでいったいどうしたらいいのだろうというときに、よく発想の転換ということがいわれます。

そこで「発想の転換」という問題について、アメリカの小ぱなしを一つ紹介しましょう。

それは何かというと、アメリカでこういう話があるのです。

これは一つの比喩的な話ですから、そのつもりでお聞きになってください。

残留農薬検査

フロン(残留農薬検査)

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最近、フロンというのはこういうようにオゾン層をこわすということで問題になっている。

このオゾンが少なくなってしまうと、どうなるかというと、さっきいった紫外線の中で人間に悪い紫外線を多く通すようになる。

紫外線というのは、ウルトラ・バイオレット(uv)といいます。

紫外線のA、B、Cとありまして、Aは割合に人間の体にいいほうの紫外線。

これはたくさんきてもいい。

Bは皮膚がんとか、白内障、それから、免疫不全などの原因となるので、Bが地球上にきてしまうと困ってしまうのです。

Cはもともと空気中で吸収されてしまって、地球上に到達しない。

問題はUViBです。

これがオゾンがたくさんあるときにはBは地球上には届かない。

すしは割と低カロリーであって、質のいいたんぱく質を含んでいるということで、アメリカ人も、さすがに食料のむだ食いには気がついたようです。

これはほんの一例ですが、先進国の人は随分たくさん食べているのに、途上国の人は満足に食糧を食べることができないでいるという状態です。

このように、世界人口の問に、非常に格差があるということで、これが大きな問題であると私は思います。

世界の資源と食糧の関係からみますと、先ほど人口についてお話しをしましたように、先進国ではものすごくむだに食糧や資源を使っているのではないだろうか。

人口は少ないけれども、一人当たりの資源、食糧の消費量がばかに多いではないか。

反対に途上国は、人口がばかに多くて、ものすごく増加しているではないか。

そのために、途上国の人たちは生活が非常に貧しいではないか。

これは大きな矛盾だと思います。

どちらが悪いのかという問題をだすと、議論はなかなか複雑になるわけですが、日本の現在の生活を考え、そして日本の人口増加率が次第に低下してきたという経験から考えると、今後、先進国の人間として考えることは、自分たちが消費する食糧や資源のあり方について、もう少し反省をしなければいけないのではないだろうかと思います。

相手はわずか二九七単位しか消費できないのに、日本は三二三ニキログラム。

一般に、高所得国全体で四九五三という差があるわけであります。

日本は、エネルギーの消費について成績がいいのは、割と省力化の努力が進んでいるからでありまして、アメリカ等は、割とエネルギーをむだに使う国だといわれています。

日本人は食糧も割と節約的です。

アメリカなどに行ってみますとすぐ気がつくのですけれども、一人前のビフテキの大きさは、日本人の食べる三倍ぐらいの大きさで、とてもわれわれには食べられるものではありません。

それを若い娘さんからおばあさんに至るまで、アメリカ人は当たり前のように食べるわけですから、ものすごいエネルギーの消費量だと私は思うのですけれども、その点については、最近、日本の食べ物が大変評判がよくなりまして、ニューヨークでも、日本のすし屋が随分繁盛しているそうです。