すしは割と低カロリーであって、質のいいたんぱく質を含んでいるということで、アメリカ人も、さすがに食料のむだ食いには気がついたようです。
これはほんの一例ですが、先進国の人は随分たくさん食べているのに、途上国の人は満足に食糧を食べることができないでいるという状態です。
このように、世界人口の問に、非常に格差があるということで、これが大きな問題であると私は思います。
世界の資源と食糧の関係からみますと、先ほど人口についてお話しをしましたように、先進国ではものすごくむだに食糧や資源を使っているのではないだろうか。
人口は少ないけれども、一人当たりの資源、食糧の消費量がばかに多いではないか。
反対に途上国は、人口がばかに多くて、ものすごく増加しているではないか。
そのために、途上国の人たちは生活が非常に貧しいではないか。
これは大きな矛盾だと思います。
どちらが悪いのかという問題をだすと、議論はなかなか複雑になるわけですが、日本の現在の生活を考え、そして日本の人口増加率が次第に低下してきたという経験から考えると、今後、先進国の人間として考えることは、自分たちが消費する食糧や資源のあり方について、もう少し反省をしなければいけないのではないだろうかと思います。
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