デジタルビデオカメラで撮影した枝肉などの高精細な動画像を、ISDN(総合デジタル通信網)を通じて各地の端末に伝送。
食肉加工場にいる担当者が顧客の顔をテレビ電話で確認しながら、商品説明を加えたり、要望に従ってビデオで撮影していく。
画像を電子カメラの記憶媒体に保存することで、「営業マンが二〇〇頭分の和牛をカバンに詰め込み、セールスに出る」ことも可能だ。
今後拠点を海外にも拡大する。
量販店や精肉店が全国に点在する特産牛を買い付ける場合、二日、三日といった旅程を組み生産地まで足を運ぶ必要があった。
伊藤ハムはハイテクを駆使してこれまで手の届かなかった遠隔地の顧客を一気に手元に引き寄せる。
日本ハムも静止画像ながら産直受発注システムを導入。
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