国立衛生試験所 その2(残留農薬検査)

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中南先生は、当然のことのように、こう話しつづける。

「前年の八一年の摂取量をもとに、生涯摂りつづけることによって生じる発ガンの、危険度確率が計算されています」

それをもとに、中南先生の手で、一年間でいったい何人の日本人が有機塩素系化合物によってガンになるか、という計算が行なわれている。

基礎になる考え方によって大幅に値は違ってくるが、もっとも多人数が影響を受ける総DDTについては、最小値で0.2人。

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