有機農業とは「化学合成農薬や化学肥料を一切使わない農業」の意味でした。
近年とくに安全で安心な「有機農産物」への関心が高まっていますが、そのわりには有機農業への理解は不十分です。
有機農業の対極にあるのは、化学合成農薬や化学肥料に依存する「近代農業」です。
化学合成農薬や化学肥料は農家にとって、作物の収穫量を安定的に増やし労働量を大幅に軽減するのに大きな効果がありましたが、近年になってそれらの害が論じられるようになりました。
害とは、食品への農薬残留、農家の健康障害、環境汚染、自然生態系が乱されることです。
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