第三に、すでにダイオキシンで汚染された場合の対策が不備です。
汚染された土壌、河川の底土やゴミ焼却場から出る灰の最終処分などの施策がありません。
ドイツでは、子供の遊び場の土壌が100pgを超えれば、入れ替えを行うことが決められています。
日本では土壌入れ替えを定めていません。
第四に、ダイオキシンに汚染された食品の摂取を規制する基準がないことです。
これら環境汚染は、回りまわって食べ物を汚染し、われわれの体をむしばむことになります。
この循環を断たない限り、食べ物へのダイオキシン汚染の本格的な減少は期待できません。
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