都市近郊の畑(残留農薬検査)

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都市近郊の畑では、野菜の輪作で四毛作、五毛作を試みる農家が多かった。

だから1950年代頃までの耕地利用率は、南九州では一八〇%台、関東では一五〇%台もあったのである。

高度成長とともに事情は変わった。

工場用地や宅地あるいは道路用地などに潰されて農地も減ったが、それ以上に作付面積が減少したのである。

農水省の「耕地および作付面積調査」によると、1960年には六〇七万ヘクタールあった日本の耕地面積は、2000年には二〇%ほど減って四八六・六万ヘクタールになってしまった。

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