こうした方々がそれぞれ自国に帰って、政府関係組織や農協などで要職に就き重要な役割を果たしているのだ。
フィリピンに行ったら、日本では20年ほど前に取り組んだ家畜の預託制度が、いまなお盛んに行われていた。
農協が集めた共同資金で豚を買い、個別の農家に肥育を任せる。
そして成長したら販売して資金を返すという仕組みだ。
また、タイでは、一村一品運動という大分県ではじめた仕組みが持ち込まれていた。
それも好評で、商品作物を農村に定着させる力になっている。
われわれの経験がASEAN各国で生きているのは間違いない。
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