少々質が悪いかもしれないし、コストはかかるかもしれないが、日本でもそこそこのコンピュータソフトがつくれるはずだし、現実にある程度はつくっている。
あるいはアメリカでもハードの主要部分の一つであるメモリーと呼ばれる半導体をつくることはできる。
石原慎太郎さんが『ノーと言える日本』という本や対談集で次のようなことを言っている。
「メモリーのような部分はアメリカではいまほとんど生産していない。
日本あるいは東南アジアの国々で若干生産している。
したがって、日本がこれをアメリカに輸出しないといえば、アメリカは大打撃を受けて経済全体がパニックになってしまうだろう。
日本はそういう力を持っているのだからいろいろな局面でノーと言わなくてはいけない」というような趣旨だったと思う。
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