いろいろな局面で「ノー」と言わなくてはいけないという話は正しいと思うが、アメリカがメモリーをつくれないというのは全く間違った理解だろう。
日本がメモリーをつくらない、あるいは輸出しないといえば、アメリカでは数週間あるいは数ヵ月後に日本と同じくらいのメモリーをつくることができる。
しかしなぜそうしないかというと、日本のつくるメモリーのほうが若干品質がよくて、コストが安くなる。
あるいはアメリカ人はそういうことをやるよりも、ソフトの開発を専門的に行ったほうがうまい商売ができる。
したがって、やはりソフトはアメリカで、ハードは日本で、というふうに分業体制を敷いて、それぞれつくったもののうち自分では必要としない部分を交換し合う。
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