機能性食品をつくる その5(残留農薬検査)

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違いを定量化して効果を見ていく。

最近では熊本大学医学部の教授の共同研究で、目・皮膚などに感染し増殖するヘルペスゥイルスの増殖の防止にもシスタチンが有効である、というデータを得ている。

そうすると、普通のイネに抗ウイルスの効果を持ったタンパク質の遺伝子を導入して、シスタチンの量の多いイネを育種するという分子育種の方向の研究が考えられる。

イネの細胞からカルス(細胞の塊)を誘導して、裸の細胞(プロトプラスト)にする。

この段階で遺伝子を電気的なショックで導入する。

導入する遺伝子は東大農学部の田無農場に行ってイネから取ってきて解析して、これにいろいろなバイオテクノロジーの所定の処置を施したものである。

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