五ヵ年計画 その2(残留農薬検査)

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そして、五ヵ年計画の2004年度には、作付け面積五〇八万ヘクタール
最終目標の2010年度には、同五三二万ヘクタール
生産量は、2004年度一三八七万トン
ニ〇10年度一四九八万トンと設定している。

さて、2001年度の結果はどうであったか。

作付け面積は四七九万ヘクタール、生産量は一三七四万トンであった。

作付け面積、生産量とも、目標を大きく下回っている。

というよりも生産量こそ趨勢値を上回っているものの、作付け面積は趨勢値をも下回っている。

これは明らかに、農水省が過去の統計から想定した趨勢をも上回る要因が加わっているからだろう。

その要因は、農家の高齢化による野菜耕作(野菜は重く、腰に負担のかかる農作業が多く、高齢者には特に負担がかかる)の減少と、輸入攻勢と考えられる。

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