グローバルな自由化交渉 その2(残留農薬検査)

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ガット体制が弱体化すると、事実上の差別待遇が横行する危険性がある。

㈲農業団体が既得権維持のために農業活性化対策に反対してきた。

コメ関税化反対もその一環である。

関税化を契機として大規模化、法人化などの農業活性化対策を推進しなけれぽ、日本農業は若者に見放され、将来性を失おう。

ガット規定上輸入禁止は、麻薬、狽褻物、武器、有害食品のようなものにしか認められていない。

日本がコメの完全自給(=輸入禁止)に固執し、ガット違反行為を強引に世界に認めさせようとすると、日本の国際ルール無視と国際非協力の姿勢が世界の非難の的になる恐れがある。

また、日本の国際交渉上の立場が弱まり、世界から疎外されていくであろう。

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