韓国やシンガポールなども発展段階を向上させており、日本との経済格差を縮めている。
将来は事情が変化して、西太平洋アジア地域内の経済統合が現実味を増していく可能性がある。
まず中国と台湾のガット加入を成功させ、国際経済社会に受け入れることが重要であろう。
究極的には、アジア諸国が相互の不可避的な経済依存関係を認識して、友好関係を不動のものにし、運命共同体的関係を徐々に構築していくことがアジアに経済統合の気運を醸成することになろう。
ECは1990年に終結が予定されていたウルグアイ・ラウンドの成果に基づいて、1992年末までに単一市場を完成させる予定であった。
しかし、交渉の妥結が大幅に遅れ、その間共産主義体制が崩壊した。
ドイツは旧東ドイツの経済立直しを最優先課題としている。
多くのヨーロッパ諸国は、東欧および旧ソ連の経済問題を主にヨーロッパの問題として重要視している。
世界の多くの国は経済の沈滞に苦しんでいる。
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