そうした野菜・果物は大量の農薬が散布されてはじめて生産可能になっている、という事実を、大多数の人々はすっかりと忘れてしまっている。
「緑黄色野菜をたくさん食べると、カラダにいいんだ!」などと、野菜さえ食べていれば健康が維持できるといった錯覚さえ、多くの主婦たちの間にはびこってしまっているのだ。
とんでもない間違いである。
野菜だけが危険物質とは無縁、という考え方は成り立たない。
たとえば、「発ガン物質」ひとつをとってみても、最新の検査施設で詳しい検査をしていくと、あとからあとから新しいものが発見されてくるのである。
追いかけっこなのだ。
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