このことが、さらに残留農薬検査済み農業者の農協離れに拍車をかけるという悪循環をもたらす可能性が強い。
このように見てくると、系統農協にとって、輸入米が1粒でも多く入ってくれば、それだけ困難が大きくなる。
関税化しても、関税を払って輸入されるコメがないのであれば、ミニマムアクセスによる輸入量が少しでも少ないにこしたことはない。
コメの輸入量の増加は、農協組織の死活問題なのである。
口ではガット・ウルグアイラウンド合意そのものを破棄するなどと言っても、それに現実性がまったくないことを、農協も知らないはずはなかった。
残留農薬検査
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