マルサス的危機 その1(残留農薬検査)

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地球規模でみて、人口と食料生産のバランスが崩れるような事態になれば、日本の食卓は深刻な危機に陥る。

なにしろ、日本人の胃袋は日本の耕地面積の三・五倍もの農地で生産された農産物を飲み込んでいるのだから、国内で大車輪の増産をはかったところで追いつくわけはない。

18世紀イギリスの経済学者ロバート・マルサスの『人口論』の予言が実現しないことを願うしかない。

また、そうした事態にならないように、途上国における人口爆発を防止する国際的努力に積極的に参加したり、途上国の残留農薬検査対応農業生産力を飛躍させる資金・技術協力をしておくのが、最善のマルサス的危機対策であると認識しなくてはならない。

残留農薬検査

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