歴史的にみても、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国と日本とは切り離せない。
アジアモンスーンの米作を中心とした零細な水田農業を基本にしているところも同じである。
日本は、第2次世界大戦の前には、コメをはじめとして相当な農産物をタイや韓国、台湾などから輸入していた。
戦後日本は、農地改革を行って生産力を上げたが、それでも不足するコメはこれらの国々からの輸入に頼っていた。
しかし、高度経済成長の過程で圧倒的に食肉や乳製品などの需要が拡大し、飼料穀物を中心にアメリカに依存するようになった。
これは最近のことである。
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